インプラントは妊娠中も可能?
近年多くの人に受け入れられているインプラント治療ですが、妊娠中でも治療は可能なのでしょうか?
妊娠初期のインプラント
妊娠初期(1〜4ヶ月目)は、やはり精神的にも不安定になっていることが多く、母子共の健康を鑑みて、かつ流産の可能性を招く心配もあるため、避けた方が良いです。
妊娠安定期のインプラント
妊娠安定期(5〜7ヶ月目)であれば、インプラント手術は可能であると言えます。おなかが大きくなってくると、手術中の体勢が辛いかもしれませんね。可能であるとはいえ、難易度の高いインプラント手術(骨移植を伴うものなど)は避けた方が良いでしょう。
妊娠後期のインプラント
妊娠後期(8ヶ月〜)になってしまうと、体内の血液の20%が子宮に集中しますので、緊張や痛みに対する恐怖から貧血を起こしてしまう恐れがあります。痛みを我慢するときに、子宮が収縮して、赤ちゃんが辛いかもしれませんね。
子宮筋が分娩準備状態に入るため、ちょっとした刺激で子宮収縮を起こしやすくなり、早産してしまう可能性も出てきますので避けましょう。
インプラント治療のレントゲン・麻酔・抗生剤鎮痛剤の影響
インプラント治療は手術だけでなく、レントゲン、麻酔、抗生剤や鎮痛剤の内服も必要になってきます。それらが体へ及ぼす影響はどうなのでしょう。
手術の際に使う麻酔にはリドカインというものを使用します。これは無痛分娩に使われる量より少ない程度なので胎児への影響はほとんどありません。
レントゲン線量は、問題はないとされています。ただし、影響は全くないとは言い切れないので、防護エプロンの着用をしたり、撮影の回数を最小限にしたりする必要があります。
抗生剤、鎮痛剤に関しても胎児に影響の極めて少ない薬を使用するため、問題はないと言えます。
しかし、妊娠時期は精神的に不安定でデリケートな時期です。もちろん治療は受けることはできますが、やはり赤ちゃんのことを一番に考え、慎重に行った方が良いと考えます。